情報の価値の加速度的な高まりと呼応するように、サイバーテロも日増しに高度化・巧妙化している現代。あらゆる組織にとって最重要課題の一つとなったサイバーセキュリティ対策も、安全性の確保に必要な技術レベルが急上昇しています。中でも世界最高峰の強度が要求される防衛領域のお客様の要望に応えているのがNTTデータのサイバーセキュリティプロジェクトチーム。第一線級のブラックハッカーたちと見えない攻防を繰り広げている彼ら。その仕事の裏側に迫ります。

  • topic 01.

    常に技術の頂を追いかける
    スペシャリストたち

  • topic 02.

    世界水準のセキュリティを
    実現するゼネラリスト

  • Rewarding

    最先端が集まるNTTデータで
    国防強化の担い手に

topic 01.

常に技術の頂を追いかける
スペシャリストたち

まだ世に出ていない
本当の最先端に触れる

電子レンジ、コンピュータ、インターネット、携帯電話、GPS、etc。こうした今日の世界の利便性を支えている製品や技術の多くは、軍事技術から民間転用されたものという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。裏を返せば、いつの時代も本当の最先端技術の多くは防衛領域の中にある、と言えるかもしれません。これは、サイバーセキュリティに関しても同じで、特に概念を実装に落とし込むスピードは防衛領域が最速。例えば、今一般に最先端と言われているようなサイバーセキュリティ関連のトレンドが、防衛領域ではひと昔前に過ぎ去ったものであるということも少なくありません。

まだ世に出ていない<br/>本当の最先端に触れる

世界のほんの一握りしか知り得ない最先端情報に触れる、あるいはそのような技術・システムを自ら設計する。こうした先進的な業務体験は、防衛領域におけるサイバーセキュリティ担当ならではと言えます。アプリ、ネットワーク、データベース、インフラなど、システムに関わるあらゆる分野の最先端を追求することで、サイバー空間を通じて日本に向けられる悪意と対峙しているのが、NTTデータサイバーセキュリティ部門のスペシャリストたちです。

topic 02.

世界水準のセキュリティを
実現するゼネラリスト

テロ対策だけではない
世界水準のセキュリティ

サイバーセキュリティというと、ブラックハッカーによるサイバーテロへの対処をイメージしがちですが、あくまでそれはこの仕事の一面に過ぎません。情報漏洩の元をたどれば悪意のない内部の人的ミスが原因だったというケースも多く、こうしたミスを防ぐためのシステムの運用方法や社内ルールの設定、適切なメンテナンスなども、最先端のサイバーセキュリティを提供する上では欠かせない側面になります。

テロ対策だけではない<br/>世界水準のセキュリティ

NTTデータでは、「米国立標準技術研究所(NIST)」が発行したセキュリティフレームワークを用い、まだ日本での実装事例がない中で独自に解釈するなどして世界水準のセキュリティにいち早く準拠。このように概念の実装手段を検討して構築するのも、セキュリティ担当の役割です。また、情報セキュリティの3要素であるCIA(機密性、完全性、可用性)のバランスを重視しながら、クライアントの要望に応えるセキュリティシステムの提供に努めています。

クライアントに
寄り添って最適解に導く

サイバーセキュリティの仕事では、各分野のディテールに深く潜り込むスペシャリストと、前述のようにサイバーセキュリティのハイコンテクストを理解しつつシステムの全体を見渡して大きな絵を描くゼネラリストが、それぞれに異なる役割を全うすることで、最善のセキュリティシステムを構築していきます。

「完全無欠なセキュリティシステム」という理想を追うだけではなく、許容できるリスクレベルを把握して現実的な落とし所を探ることもとても大切。100円の価値のものを1万円かけて守るようでは、ビジネスとして成り立たないわけです。ゼネラリストは、クライアントのビジネスを深く理解した上で、費用対効果が分かりづらいセキュリティ対策の価値やリスクレベルを見える化するプロフェッショナル。スペシャリストとクライアントをつなぐ通訳者としての役割もあります。また、システム導入後も運用をサポートして結果にコミットするなど、常にクライアントに寄り添ってプロジェクトを最適解に導く存在と言えるでしょう。

Rewarding

最先端が集まるNTTデータで
国防強化の担い手に

いつ未知の攻撃にさらされるかわからないサイバーセキュリティの世界では、常にインプットとアップデートが必要です。万が一そのアップデートのスピードについていけない場合、セキュリティ担当としてのキャリアは閉ざされてしまうかもしれません。NTTデータなら、仕事をしているだけで常に最先端に触れられるのはもちろん、サイバーセキュリティに力を入れている部署が社内に複数あり、また関わっているベンダーも多いため、自然と最新の情報が社内に集まってくる環境があります。
今後は宇宙衛星領域なども視界にとらえています。何かを突き詰めるスペシャリスト志望にも、全体を統括するゼネラリスト志望にも活躍できるフィールドがあり、また各分野に特化したスキルやキャリアがあれば、現時点でセキュリティに関する知見は不要です。何より自分が携わったシステムを通じて日本を護ることは、大きな誇りと喜びをもたらすに違いありません。「世界最先端」や「まだ誰も知らない技術」などに心を揺さぶられ、自らの手で国防を強化することに情熱を燃やせる人なら、その期待に十分応えられる仕事と環境が用意されているはずです。